肩こり

肩こりとは

肩こりとは肩こりとは、首や肩甲骨等、肩から背中の周辺において、痛みや倦怠感等といった症状のことをまとめた呼び名になります。酷い症状の場合には頭痛や吐き気を伴うことがあります。

肩こりの原因は、五十肩、関節リウマチ、頚椎椎間板ヘルニアなど、原因がはっきりとわかるような場合から、肩には直接関係のない、眼精疲労、鼻炎などが原因で肩こりが出ることもあります。

また、同じ姿勢を長時間続けてしまう場合や冷房などの冷え、片方の肩に長時間負荷をかけてしまい、身体の左右のバランスがずれてしまうことによる血行不良が原因など、様々です。最近ではストレスなど、身体の内面的な問題が原因となっている肩こりも増加傾向にあります。

肩こりに対する鍼灸治療

肩こりは初期の段階では倦怠感を感じるだけの場合が多く、翌日には症状が和らいだりするため、ついつい放置しがちですが、そのまま放置すると肩こりが慢性的になり、前述の通り、痛みを伴ったり、頭痛や吐き気を催すようになってしまいます。
そうなる前に常日頃から適度な運動や体操等を行ったり、意識的に同じ姿勢を長く続けないなどの予防が大事です。また、鍼治療は肩こりの痛みを軽減するだけでなく、肩こりの予防にも効果的です。

鍼治療では主に僧帽筋や頭・頚板状筋等の筋肉等に針を刺し、肩や背中、首周りの血行促進を促すことで、倦怠感の原因である乳酸などの疲労物質が蓄積しないように身体の内面を改善していきます。
鍼治療を行う際に大切なことは皆様のお身体はひとりひとり状態が異なるため、その方のお身体の状態をしっかりと把握することですので、当院では治療の前にしっかりと皆様のお身体の状態を確認した上で、適切な治療をご提案いたします。

治療の効果

鍼の治療効果はどうしても個人差はありますので、治療を行ってすぐに効果が出る方もいらっしゃいますが、定期的に治療を続けることで効果を得られるケースも多くございます。
また、症状が改善してからも定期的に治療を受けていただくことで、肩こりを予防する効果も期待できます。